灯籠のいわれ

心をこめておくる 灯りのみちしるべ

灯籠とは

灯籠(とうろう)は、ご仏前(ご霊前)に灯される灯明のひとつです。
古来より仏教では、お仏前へのお供えとして、献灯(けんとう:明かりをともすこと)、献花 (けんか:お花をそなえること)、献香(けんこう:お香をくゆらすこと)が欠かせないものといわれています。
「献灯」として灯籠の明かりは、ご冥福を祈るためには、欠かすことのできない大切な役割をもっています。

”岩波文庫「仏教辞典」より抜粋”

「灯籠」は、灯明を安んずる籠の意で、灯供養具の一つ。古くは<灯楼><灯炉>と表記し、<とうろ>と呼んだ・・・。

なぜお供えするのでしょうか

灯籠は、故人のやすらかな成仏を願い、灯されます。
ご葬儀では、亡くなられてから、四十九日の間、御霊が迷わず極楽浄土へ旅立つことを願い、「灯りの道しるべ」として灯します。ご近親の方、親交のあった方が、ご冥福を祈りお供えいたします。
また、新盆は、故人やご先祖様の精霊(しょうりょう)を、お迎えするための行事です。
灯籠は、精霊をご自宅に迷わずお迎えし、供養するための「迎え火」としての役割もございます。

どのようにお供えするのでしょうか

灯籠は、ご近親の方や親交のあった方が、お供えいたします。祭壇または精霊棚の左右に一対、ご寄贈者の名前を付けてお飾りいたします。(地域によっては1個で飾るところもあります。)
ご葬儀では、亡くなられてから四十九日まで灯します。新盆では、お迎えから送り盆までの間、同様に明りを灯して供養いたします。